2012年・1月のできごと

月イチで更新すると宣言しまして、本来ならその月あった事をまとめて書こうと思っていたのですが、先日参加した柚楽弥衣さんの歌のワークショップが楽しく、そして、とても感じるところがありましたので、最初から自分的にはイレギュラーですが、その事を書きたいと思います。

柚楽さんを知ったのは新居昭乃さんとのユニット"Goddess in the Morning"です。
だからもう結構前ですね。その日本人離れした女神な歌声に圧倒され、ずっと尊敬しているシンガーさんです。
ソロアルバムも素敵なんです。シュメール語で歌われたり多才な方です。

Goddess in the Morning

　

神殿の角

ワークショップの内容はこれから参加する方のお楽しみのために、詳しくは書きませんが、ウォーミングアップ、自分の好きな曲をアカペラで歌うという課題、あとはみんなで声を出す、というのが大まかな流れでした。（自分の参加したのはOPNING クエストというものです。）

アカペラで歌ったり（本当に緊張しました！なにせトップバッター！！）、皆さんの声を歌いながら聞きながら柚楽さんのご指導を受けているうちに、声を出す事の楽しさを思い出すと共に、自分は全くもって「歌う事」に対して勘違いをしていたなあと感じました。

個人的に、すごくメンタルな事が声に出やすいタイプなので、いつのまにか「メンタルこそすべて」みたいな考え方になっていたなと思ったのです。
極端な話、風邪でノドが枯れていても、メンタルさえしっかりしていれば声は出るだろう！みたいな。。アホですね。

でも、声をだしていくうちに、体をこうやって声を出す事に慣れさせていけば、むしろ逆に過度な緊張とかしてメンタルでなにか打撃をうけても体が覚えてくれていて、いつもの声が出るんだなーと思い知ったのです。
結局、体がアウトプットなんですよね。

うちの父なんかもそうですけど、なにか悩みがあったりしたら体動かせ！みたいな事を言う人がいて、昔はそれ嫌いだったんですけど、メンタルをメンタルで対処しようと思うと頭でっかちになって、うまく対処できなくなっちゃうんですね、、。うつうつとして悪循環。
だから体動かせ、はある意味正解だなあと。
歌う事が好きだったはずなのに、そうじゃなくなってきた気がしたのは、きっとそういう偏った考え方のせいだったんだなと。
（・・と考えて書いているうちはダメで、やっぱり実践しなきゃ、なんですよね。）

ちなみに会場はザ・日本家屋！という感じのお座敷だったのですが、一番最初、中学2年でに私が人前で歌ったのも畳敷きの大広間で雰囲気がなにか近くて、それを思い出しました。
参加された方は私の事を知っている方もいたけど、そうじゃない方ももちろんいて、そういう点でも最初に歌った時と似ていて、原点に還ったかんじ。。
たぶん、人生でこんなに緊張して歌ったのははじめてかも。
でも「ここで歌えればどこでも歌える」って柚楽さんおっしゃってて、それを思うとこれからどんな場所に出て行ってもだいじょうぶだなっていう自信になったの。
すごいよね！ショック療法みたいな・笑
でも柚楽さんのやり方はとても愛にあふれている。

最後の方で柚楽さんの「せっかく生まれて来たんだから、宇宙にその声聞かせてあげてって」いう言葉にちょっと涙が出たのでした。
ほんとだね。
歌うってことがやっぱりわたしは好きだな、と思ったし、こりゃ思ったよりも深いぞっ、というわくわくも感じました。

柚楽さん、そして参加者のみなさま、ありがとうございました。

柚楽さんのワークショップ、大変おすすめなので、参加してみて下さいね。
わたしもまた参加したいと思います。2月も2回あります。その後も予定されているそうです。
twitterもされているのであわせてチェックしてみるとよいと思います。

https://twitter.com/#!/YAYOIYULA
http://yulayayoi.com/open/index.html
OTOTOY特集ページ　http://ototoy.jp/feature/index.php/2011012100

追記：
柚楽さんがこの日のワークショップの事についてブログに書かれました〜。
併せて読むと面白いかも^^
http://ameblo.jp/yulayayoi/entry-11151681262.html

2/1追記＆リンク修正