村上ユカ・ユカフェ、はてなダイアリーログ

村上ユカ・ユカフェ、はてなダイアリーの2001年4/6〜2016年2/5のログです

yucafe2004-09-27

昨日はそぼ降る雨の中(やっぱ雨女…かな…とほ。)ライブに来て下さったみなさま、
ありがとうございました。早速、セットリストです。

1.おかえんなさい
2.カレハコトバ
3.ねこになれたら
4.オンガク(YMO/坂本龍一
5.メトロポリタン美術館大貫妙子
6.banana moon
7.strawberry feel


村上ユカ(Vo)/土谷 知幸(Pf,Acod) 西村 シゲユキ(Ag,Vn) 曽禰 荒助(リズムボックス制御)


そう、ソネさんが急遽参加。
たった一日のリハで気難しいリズムボックスを自分のもののように制御しておりました。
今後の肩書きはリズムボクサーです(ボクサーて・笑)。
ちなみにこれは千の小鳥の山兄氏のモノ。たすかってます。。。。


まずマンゴスチンにつくなり、スタッフのこどもたちで大騒ぎ。
これの何倍も来るんでしょー..。どうなることやら!
けっこうスムーズに準備は進み、2:30開場、のはずが、結構早く到着された方がいて、
しかも外はヤな感じの雨でしたので、15分ぐらい早くOPEN。
はやくも入り口のおもちゃに食い付くこどもたち。やーいひっかかった(うれしぃ!)。
そして、しばし楽器作りタイム。


今回は鉄の棒をヒモとビニルテープを使ったウインドチャイムと、
ペットボトルにどんぐりをいれたシェイカー、
穴をあけたドングリにヒモを通し、ジャラジャラなる楽器(名前不明..ジャラジャラ!?)
の3つを作る事に。大盛況にボーゼンの私。
ドングリはなあんでこんなに人をひきつけるのか、心理学的に説明して欲しいくらいです。


そんで作った楽器を手にライブへ突入。こどもがMCの時に絡んでくるライブは実は練習済み。
9/4のインストアでも、おとうさんと来てくれていた男の子がいて曲終わるたびに
「うたがとくいだね」とか「いまのきょくイイ!」とか(笑)合の手をいれてくれておもしろくて。
今回も最初の方はちょろちょろマイク向けたりしてました。うまくフォローできなかったけど。
案外前の方は結構ちゃんと聞いてくれてた。別に強制するつもりも全くなかったんだけどね。
でも、自分でも、ここはうまく歌えてるな、とか言う時ほど、ちゃんときいてくれていたような。
わかるんだよなー、こどもは。どっきり。カバーは「ONGAKU」やってみました。
これは坂本龍一さんが娘の美雨さんがちいさかった頃に彼女のために書いた曲。
ここぞとやりました。それからメトロポリタン美術館。説明は不要かと思いますが、
NHKみんなのうた」でおなじみの大貫妙子さんの名曲。
小さい頃からきいているので、大貫さんの歌い方が抜けなかったー。
それはまたそれでおもしろいかな?と。
「ねこになれたら」では私もその日作ったシェイカーをふりふり歌いました。
拍手がドングリシェイカー効果でカーネギーホール並に(笑)。


ライブ、というかMCの反省点としては、もう少し今回のライブをやる趣旨とか、
意味とかいうものを、ライブの中でも話した方がよかったよな、と。
こう、普通のライブとの区別がつかないようなMCでしたので。割り切れなかったというか。
そういう事もあろうかと、ユカペではそこに触れていましたが、MCする時もそれがよぎって、
これユカペに書いてるしな、なんて、よくわからない悪循環になってしまったりして。反省です。
あと、どんなものでも楽器になるんだよ、ってのを言いたかったおに忘れてしまった。。失敗。
それと、新聞で紹介されたせいか、すごい混雑。赤ちゃん連れの方も結構いらっしゃったので、
急遽布をしいて座れるようにしたり..。今度は下に座れるゾーンを増やそうと。
大変だったと思いますー。


で、ライブ終了後は、mother dictionaryの新堀さんと、
おもちゃ設計の建築家の相澤さんと3人でトークショー
「教えてユカちゃん!」ということで、私への質問を事前にアンケートでつのっていたのですが、
それに答えました。「楽譜集はでないの?」(でません...)「こどもにきかせたらいい音楽は?」
(うちの娘は松浦亜弥カール・バルトスをきいてます→すんません、参考にならない..)とか。


そして、次は母として、というか、こどもを持つ事への質問にみんなで
答えていくという事をしました。
父親になる心構えは?とか、どうして日本には子供とたのしめる施設がすくないの?とか。
今回のライブをしようと思ったきっかけは、実はmother dictionaryのBBSの書き込みで、
子供がいるとライブ見に行けないと。それに私もおぉ!そうだ!と賛同して、
ちょっと盛り上がったんですけど、じゃあ、ここで、こどもと楽しめるライブをやってしまおうと。
前も書いたと思うけど、会場のマンゴスチンは保育園のお友達のお父さんお母さんが
やっているお店で、mother dictionaryとも関係が深くて。
色々なひとの繋がりでこのライブを実現できました。
遅くなりましたが、ここにお礼を申し上げます。


で、そこで出たのは、これは桑原茂一さんのアイディアなんだけど、
託児バス!ライブやイベントがある時どーん!とそこへ乗り付けて、託児しちゃうという。
mother dictionaryが作っちゃうんですよねっ、ねっ(笑)。でもほんといいなあ、これ。
っていうかこれを考え付いたのがホントすごい。実現させたい。

というわけで、ここで本日のイベント終了、なのですが、このあとわたしは
またさらにこどもまみれになって遊びました。スタッフのこどもたちとなんか、こう、
「空腹にビールで酔っぱらってるテンション」=「こどもたくさんパワー」が
まったくイコールでつり合い、フリスクみんなで食べあって「辛ーッ!」とかわけわかんなく(笑)
もりあがっとりました。なんでかしらんけど、こどもにモテるよわたし。
保健室の先生ぽいぞ、キャラ的に。


あと、個人的にはおおつかくんが〜〜!兵庫からはるばる来てくれたのが
個人的にうれしかったです。何も言って無かったのでびっくりー!
せっかく会ったのに娘号泣中!ぐるこメモパッドを頂き、娘にわたすと「ぐるこ!ぐるこ!」と
飛び跳ねてました。ありがとう。


今回ははじめてのこと(言い訳にするつもりはありませんが)でしたので、
色々予想つかない事や、もしかして、不快になられた方がいるかもしれないなあ、
と思っております。御意見など頂けたら助かります。
相澤さんとも「続けなきゃね!」と話してました。ぱっ、とやるのはできるけど、
こういう事、続けるのに意味があると思うので、またこりずにやりたいなと。
あ、ライブの出来ですが(最後かよ・笑)うた、今回も調子よかったです。
緊張しなかった。楽屋に閉じ込められると緊張するって事がいまさらわかりました。
ちなみにマイクはUA(ううあ、と書いた方がわかる?)さんがほんとに使ったマイク。
芯があるけどピーキーにならないのが良かったなあ。


さー、ちょっとだけひといきつけそう。といってもまたすぐライブだけど。
あ、なんか今回不思議と全然疲れなかった。若いパワーをもらったのかもな。イヒヒ。