村上ユカ・ユカフェ、はてなダイアリーログ

村上ユカ・ユカフェ、はてなダイアリーの2001年4/6〜2016年2/5のログです

日記もいいのですが、ライブとアルバム発売も決まった事だし、その話を。

ライブですが、これは正直まだあんまり決まってません。
決まっているのは曲目と、メンバー。今回は久々(2002年8月以来)のバンド形式でのライブです。
気分的にはピアノ+歌もいいなと思ったのですが(ライブ自体久しぶりだし)、
なにせ場所がクアトロですから(!)。
お馴染みドラムはソネさん、ベースはじんさん、キーボードはお初の土谷さん。
ブランク長いのでリハは長めに取りたい所。あと当日子供をどうするか考え中。超深刻。

アルバムですが、かかりすぎですよね、製作が。
ずっとやってたわけではなくて、弁解しますと、
私だって待たされてました。発狂するくらい(実際したもん・笑)。
まあ、できました。できたっていうか、今までのできました、ってのは
途中段階じゃないかというぐらいの「できました」です。

今までと確実に違うのは、前のアレンジが思い出せないんですよ。
(いや時間かかりすぎだからじゃなくてさ)。
今回半数の曲のサウンドプロデュースをお願いしたのがホッピー神山さんです。
http://k-mania.com/

自分の中ではたぶん最初に知ったのは松岡英明さんのプロデュース。
そんでPINK(P!NKじゃないぞ)。
でも、charaさんとか19(ジューク)とか、東京少年とか、デミセミとか
数えたらきりないんですが、そのへんの製作にもかかわってらっしゃいます。ものすごい仕事量。

今回はアレンジを私の打ち込みのデモから生演奏に移行するという手法をとりました。
移行するっていったって、ホッピーさんが集めてくる人たちですから、すごかった。
特に自分の中では、湊雅史さんが本当にすごいと思いました。
ドラムでこんなに感動した事はない。その場の空気や磁場をスネア一撃で変える。
本当に鳥肌立ちっぱなしでした。
そういうメンバーで二日にわたってスタジオでオケを一発取りしました。

普通、元のアレンジと違っちゃったりすると、実はすごく気になるんですよ。
「あの曲のイントロは変えられちゃったけど、原曲の方が良かったなあ」とか、
いつまーでも考えてたりします。どうしても打ち込み→打ち込みの移行だとそういう事が起こる。
そうするとこちらもやる気が失せちゃうんですよ。どうせ使われないからとか。

でもホッピーさんはここぞ、と思った所をちゃんと使って下さるので、
え?それ使わないの?って音はひとつも無かった。
むしろ、ホッピーさんがこれ残して、って音で、
残念ながら古くて音色のデータが残ってなくて使えない音はあったけど。
だから、こうやって、混在していても、不自然な感じはひとつも無く、
互いが昇華しあっています。

で現在は。
ジャケットを作っていますが、ほぼ大筋出来た所で(こういう仕事は実はすんごく早い)、
品番決まってないとか、クレジットは、帯はどうするとか、そういう時点でございます。
今回ははじめてきちんとデザイナーとしてのギャランティーを貰い(いや予定・笑)
すべて村上ユカというかyucapictが入稿までやります。

というわけで、不景気な御時世ですが(微量に上昇してる?冗談じゃ無い)
時にはまともな音楽を聞きに来て下さい。
CDは友達やツタヤからコピるんじゃなくて、自分のお金で買って下さい。ね。
CCCDにしないのは信じてますから。あなたを。