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おとといは雨の中ディックブルーナ展行って来ました（ピース！）。しっかし世田谷からは遠かった。
しかも、まあ、個人的な事ですが、空腹で行ったので「吉野屋ぐらいあるだろう」というのはひっじょーに甘かった。ふつーの住宅街でした。
いくつかアクセス方法がある中で、駅からで徒歩で行ける方法を選んだのですが、
その、西高島平の駅は婦女子を受け付けない感じの中華屋がぽつんとあるだけでした。えー...。
ペコペコなお腹で美術館へ。ガイドには15分、とあったけど大人の足で徒歩10分くらい。

なんていうか、言葉じゃ表せないんだけど．．まずは言える事は、ああ、もう、これ、全部もって帰りたい！って思ったのと、
やっぱりブルーナは自分にとって一番尊敬する絵描きであり、デザイナーだ！という事を実感しました。
ミッフィーの新作も、なんか、泣けた。なんとついにミッフィーはお姉さんになる、というお話なのですよ（!!）。
まだオランダ語版だけなんですが「KLEINE PLUIS」。日本語では「ちいさくて、ふわふわ」、みたいな意味かな。

ブルーナの絵は「単純」と思われがちだけど、そうではなく「濃縮」なのだと思います。
絵本だけではなくて、色んなキャンペーンのポスターや広告も書いていますが、
その中で「口の中を清潔にしましょう」（=歯磨きをしましょう）というキャンペーンのものがありました。
食べ物は「りんご」が描かれていました。「りんご」は食べ物を単純にしたものではなく、これは誰が見ても食べ物、という最大公約数なんですよね。
それが「ピクトグラム（標識）」というもので、トイレの「男」「女」のように誰もが見てわかるもの。
だからと言って手抜きなものではなく、それの全く正反対の、熟慮されたものなんです。あの口のばってん→（・x・）も鼻と口なんすよ。
ほらっ、ねっ。あと本当に今週末しかありませんのでぜひ！