村上ユカ・ユカフェ、はてなダイアリーログ

村上ユカ・ユカフェ、はてなダイアリーの2001年4/6〜2016年2/5のログです

奥山貴宏さんの訃報をさきほど三和豆友の伊藤さんより教えて頂きました。
実は最近さるさる日記http://www2.diary.ne.jp/user/109599/)の方も、
ガンエヴォ(http://www.publiday.com/blog/adrift/)の方からもちょっと離れていました。
色々忙しかったり、体調も悪かったり、もあるかと思うのですが、
やっぱり、どこかで闇を感じて、避けてしまっていたような気がします。


奥山さんには会った事はありません。本を一冊読んで、ブログ、日記の読者だっただけです。
つながりといえば、モノマガジンなどに男前豆腐を取材してくれたライターさんとして、
それだけがちょっと近い、感じがします。


でも、テレビに写っている誰か、が死んだのとはあきらかに自分の中に違う感情があります。
うちの母方のおじいちゃんが亡くなった時、火葬場に行くバスに乗った時、
虫がぺたっと窓ガラスに張り付いていて、なんでこんな虫が生きてるのに
じいちゃんは死んだんだ、と思ったものです。
奥山さんにも同じ気持を感じます。


くやしいことに医者の余命と寸分違わず逝かれてしまったわけですが、
本(31歳ガン漂流)を読んだ時、この人は「生きて」いる、と思いました。
病気でも何でも無いわたしたちより、生きて、いる、と。生きてる実感ないでしょ。
健康だって実感ないでしょ。普段。
この前9度近い熱だして平熱ってスバラシーと思ったけど、せいぜいそんなもんでしょ。


だからこの生きてる体温と、日の光と、人とのかかわりを、、
大事に私は生きて行きたいと思います。


コラムニストの勝谷誠彦さんの日記(http://www.diary.ne.jp/user/31174/
に数日にわたって奥山さんの事が書かれています。一読を。



webショップ、準備続けております。
明日20日(水)の正午頃OPENの予定です。間に合うようにがんばります。


ヴァニシングポイント

ヴァニシングポイント

31歳ガン漂流

31歳ガン漂流

32歳ガン漂流 エヴォリューション

32歳ガン漂流 エヴォリューション