村上ユカ・ユカフェ、はてなダイアリーログ

村上ユカ・ユカフェ、はてなダイアリーの2001年4/6〜2016年2/5のログです

昨日は千の小鳥のライブに行って来ました。ユカフェを見て来て下さったという人もいたんです。嬉しいなあ!
今回は江古田のマーキーという所で、私がはじめて小鳥のライブをみたのもここだし、
実際小鳥がライブをはじめてやった場所。形式もギター(もしくはピアノ)と歌という原点回帰。
いつもはやっぱり歌を中心に聞いてしまうんだけど、今回は珍しくギターばかり聞いていて、やっぱり無茶苦茶うまいすよ!
そんでピアノ弾いてもうまいし。プリペアドギターと言っていたけど実際チューニングは外さずに、
パーカッシブルにボディを叩けばそれはまた、新しい打楽器のようだし。
そりゃ山兄はパンディーロ(ブラジルのタンバリンのような打楽器)の名手。
でもそれを知っていてもすごいと思うのだから、はじめて見た人はもっと衝撃なんだろうな。
本編もよかったけど、「お楽しみコーナー」と題し、そのプリペアドギターをバックに
尚子さんがカードに書かれた小説の断片をランダムに読んでいくっていうのが、これまたなかなか。こういうの好きなんだあ。にやけてしまった。
そのアバンギャルドな精神を持ち続ける姿勢に感服したのでした。


さて、ライブ会場にスポーツ新聞を広げている男性がいました。
もちろん見出しは、いかりや長介さんの訃報で(何だ?)と内心思っていたのですが、
なんとその人はバンドネオン奏者の小松亮太さんでした。小鳥の二人とは旧知の仲なのです。そのあとお食事一緒に(おー!)。
実は会ったのははじめてではなかったんですよ。しかも覚えていてくれたらしい、私を。
まだ小鳥に会う前に、私はラジオで聞いた小松さんの演奏に衝撃をうけ、
事務所のスタッフがチケットをとってくれた、タワレコのインストアライブに行きました。
またその攻撃的なライブに衝撃を受けて、自分のCDをお渡したのでした。それを覚えてくれていたらしいのです。
いや、その後も小鳥と一緒にライブをした時に、見に来てくれた事もあったようなので…、
…それで覚えていたのかな?
どっちにしろ、記憶に留めていてくれた事はとても嬉しかったのでした。

で、食事の席ではひたすら山兄とくり出す「北千住の魅力について」、
アド街ック天国の何千倍も深く怪しい解説にくらくらと洗脳されてゆきました。
もちろんそれも面白かったけど、小松さんが通っている鍼治療の話には
思わず食い付いてしまった。鍼を打って、その上さらに電気を通すんですって。顔とかも!
で、小松さんは痛みに強いそうなのでその刺激も他の人より強くしてあり、「こう、顔半分にビビ〜っ!!と電気が走るんだよね」と
臨場感たっぷりのアクション付きで表現するので、まるで、「稲妻+頭蓋骨透けてるよ!」的なマンガのワンシーンの映像が見えました、
ええ、確かに(笑)。

ひさーしぶりに外に出て人に会ったので、なにかもう、とても新鮮でした。パワフルな人に出会うと元気をもらえます。やっぱ天才は違うね。