村上ユカ・ユカフェ、はてなダイアリーログ

村上ユカ・ユカフェ、はてなダイアリーの2001年4/6〜2016年2/5のログです

ユカフェを更新してない時に何あったか、なにやってたかってのは、
どんだけみんな気になってるか知らないけど(笑)、一応書きますとね、そう、おとといの話。
オノセイゲンさんとこでやっているモーニングセッションというものに行ってみたんです。
朝9時からコーヒーのみながらセイゲンさんがリコメンドするサラウンドシステムで音楽を聴くという、
なんとも優雅な企画で。いや、音、すごかったですよ。
その「すごい」というのは、なんかサラウンドって作られたバーチャルリアリティ!みたいのを
想像してたのだけど、全然違った。
例えばうしろで太鼓がポーンとなると、思わず、振り返ってしまうほどで。
そこにあるんです、音が。
朝9時って、私にしたらとても早くて、スタジオ行くまでにラッシュに巻き込まれたりしたんだけど、
外はなんかひんやりして、朝日が気持ちよくてね。
清清しくスタジオに入って、それですごい音でしょ。すごい、っていうか自然。
音に関する最近のことで一番エキサイティングだったかな。
人間、はっと振り向く、気が向くというか、そういう音ってどういうのだろうと考えるんだけど、
実はひとつは「不快な音」なんじゃないかと。たとえば昔の携帯電話の音ってとっても耳について良く聞こえた。
でも今聞こえないでしょ。10何和音とか。中途半端にいい音になっちゃったんだよね。
で、その中途半端な音ってのは実はテレビとかの音の水準だから、逆に気にならなかったり。あたりまえの音だから。
でも、それを超えちゃったいい音ってのが人間の心にほんとに響くと思うのね。
そういう音って鍛えてないと案外わかんなくて。やっぱテレビとかの音とかばっかり聞いてるからだと思うんだけど。
もしかしたら別にクラッシックの演奏会とかいかずとも、公園とかに行く方がきっといいのかもと思いますね。
サラウンドに音がそこに「ある」でしょ。
ここでああ、繋がったと思ったのは、別に宣伝するわけじゃないんだけど、
シンクのサイトの寺田さんと上原キコウさんの対談。最後は「風の音を聞け」としめくくってんのね。
ちょっと繋がったな!と。